【第45回キワニス社会公益賞】
■受賞者
認定NPO法人「地球学校」
■授賞理由
地球っ子教室のような活動を長きにわたって継続して行い、子どもの福祉に貢献してきた功績は極めて顕著であり、当クラブが設けるキワニス社会公益賞にふさわしく、同賞を贈り、功績を讃えるとともに、今後のさらなるご活躍を期待したい。
この贈呈式に、NPOの理事長の丸山と地球っ子教室の辻が参加し、表彰状と副賞10万円をいただきました。
と き 2022年6月16日(木)18時~
ところ ホテルキャメロット・ジャパン 5階
主 催 横浜キワニスクラブ
■キワニス社会公益賞とは…
社会公益のために長い間献身的な苦労を続けているにもかかわらず、世間に知られず報いられることも少ない人たちを広く探し求め、毎年一件ないし数件を選んで賞を贈り、その功績に敬意を表するとともに、その尊い存在を世間に紹介しようとするものであります。
■地球っ子教室とは…
外国につながる子どもたちの日本語・教科学習の支援とともに、子どもたちの居場所として安心できる場を横浜で開催しています。毎週土曜日、同じ時間に同じ場所で、2003年から始めたNPOの事業の一つです。
*教室の様子は「漢字王決定戦」Facebookページで紹介しています。https://www.facebook.com/kanjiooo
地球っ子たちの土曜教室終了後、支援者とともに表彰状と副賞を囲んで
▼地球っ子教室スタッフ代表:辻 雅代(つじ まさよ)より
…地球っ子教室は2003年3月、数人の日本語教師仲間で立ち上げました。教材や文字カードを手作りし、使い終わった教科書の寄付を求めて始めた教室も、さまざまな企業や団体からの助成を受け、大勢の方々から寄付をいただいて、20年近くたった今、安定して教室を維持できるようになりました。中学生が多かったころには学習時間を増やすために放課後「木曜教室」も開催したり、学年の終わりにみんなで「社会科見学」に行ったり、コロナ禍からはオンライン教室を常設したりするなど、試行錯誤をしつつ、あっという間に過ぎた20年間という気がしています。「いつものところでいつもの時間に」ということと「参加費は無料」ということは変わりません。これからも「子どもたちにとって今大切なこと」を見極めて、社会状況によって変化させることと、変わらず続けることを組み合わせ「地球っ子教室」を続けていけたらと思います。
談笑する地球っ子教室のスタッフ(左:押野、右:辻)
▼「産経新聞」朝刊・神奈川県版 2022年6月17日(金)23面
認定NPO法人「地球学校」にキワニス社会公益賞
【無断転載・複写不可】※画像をクリックすると拡大可
▼タウンニュース横浜(中区・西区版) ↓ クリック
▼地球学校Facebookページに公開したところ、お祝いコメントをいただきました。
…さすがです!活動を続けるための苦労と努力無くしては、ここまで継続できませんよね。地域で日本語学習を必要としている子どもたちが多数いて、学校での取り出し授業や日本語補習は間に合っていない状態なので、地球っ子教室の存在は大きいですね。(三坂)
…おめでとうございます。居場所(コミュニティ)を立ち上げ、継続し、もうすぐ20年ですか?! 尊敬します(中村)
…第45回キワニス社会公益賞受賞、おめでとうございます。殊更、声を大にして喧伝しなくてもコツコツと活動してきた結果、社会の何処かで見ている人、団体があるんですね。喜ばしいと同時にまだまだ日本全体に希望があると認識を新たにしました。受賞は、ゴールではありませんので、受賞理由の最後にあるように「今後のさらなるご活躍に期待したい」に応えるためにも、今後とも地道に頑張っていきましょう。先ずは、おめでとうございました。(廣瀬:副理事長)
どうもありがとうございました。